なぜLUCIFERIANか?

ではなぜLUCIFERIAN MAGICKなのか?

「 ルシファー=悪魔=悪魔召喚=黒魔術=邪法=ワル 」
こんな図式が成立してしまいます。

まず「ルシファー=悪魔」です。
「ルシファーは悪魔ではない」、「もともとは大天使だった」、「イヤ堕天使なんだから悪魔だろ」とか、いくら話をしても不毛です。

キリスト教の悪魔という概念は、だいたいは異教の神を貶めてそう呼んだだけです。いわば蔑称です。そもそも天使が神に反逆したというのもヘンな話であり、これは明らかにあとから作られたストーリーです。

一神教で絶対的な神が君臨しており、アンチテーゼとして、その影のような存在として、ルシファーあるいは悪魔サタンが分離して悪役になったんだと思います。

*また別の解釈をご紹介します:イエスを誘惑する者としての悪魔、あるいはエデンの園でイブを誘惑した悪魔のヘビなどは、じつはこれらも彼らは神の分身で、人間を誘惑するのも本来は神であった、という説。しかしそれだと善悪二元論から外れてしまう、ということで悪魔を後付けした。

したがって、悪魔というと善に対抗するものとして、悪魔を目の敵にするというのもおかしな話なのです。僕たちは何千年も洗脳されてきたから、まったく疑わないないのです。とはいってもまさか絵に描いてあるような悪魔が、そのまま存在するとは誰も思わないでしょうが、神に反逆するのはけしからんことである、という概念を見事に刷り込んだわけですね。

人間は最終的に創造神のところへ帰らなければいけないと思います。人間は元々が神と同じ性質を持つ存在であったのだから、このサイトのトップページにあるように「神になる」というよりも「神に返る」といったほうが妥当でしょうか。

しかし今の今までキリスト教会による魂の救済は失敗を重ねてきたわけです。キリスト教会のやり方では、阿片中毒患者のように一時的な安寧を得ることはあっても、根本解決には至っていない。「押してもダメなら引いてみる」です。

僕はルシファーを元天使と呼ぼうが、現在悪魔と呼ぼうがあまり関係ないです。「ルシファーとして扱われている強烈なエネルギー」に興味があります。魔術師のほとんどがそうでしょうが、悪魔を使役する場合、その強烈なエネルギーを駆使することに魅力を感じるはずです。

よく考えてほしいのです。僕たち人間は毎日を忙しく生きていて、本当にやるべきことや、自分の好きなことが見つからず何かしらごまかして生きているのではないでしょうか?ほんとうにそれがその人の全人生なのでしょうか?それでいいのでしょうか?ほんとうに?

今まで人々の精神面を引っ張ってきたのは既存宗教です。キリスト教、仏教、イスラム教。そのなかで、魔術はキリスト教やイスラム教に反するアンチ・キリスト(アンチ・アブラハム主義)の立場から上がった火の手です。このサイトのイルミナティの紹介のところでも、イルミナティはむしろ東洋の宗教に近い、とありました。僕も、今まで全世界を引率してきたキリスト教文化が限界を迎えていると思います。

僕たちには、今までの既成の精神システムを変革していけるだけの精神システムが必要なのではないでしょうか?

その意味ではサタニズムもアリかもしれませんが、サタン信仰となってしまうと、キリスト教信仰がサタンに変わっただけで人の魂や意識の解放にはならないと思うのです。魔術を通じて自分自身を強化していくしかないと思います。いえ、「信仰心」は必要でしょうが跪拝の信仰は人間の謙虚な心を発達させると同時に、弱い人間を作り上げてしまいます。

僕は長い間「悪魔」と呼ばれてきた霊的な存在を調べてみました。また僕はMichael.W. Ford氏の著書を購入し、つぶさに精読し実践も試みました。その実践なんですが、じつは驚くべきことがわかったのです。

僕は中学生の頃から悪魔喚起に興味を持っており、その頃としては珍しく呪文が載っている三流雑誌があったのですが、その呪文を僕は一生懸命に唱えました。今から思えば50年ぐらい前ですから、キチンとした結界の作成の仕方とか、追儺の仕方とかがまったく書いていませんでした。

そのせいでしょう、結果的にひどい障碍(霊障)を受けました。事故で命を落としたのです。人生の半分を破壊された障碍です。実際に死を迎えたのですが、詳細は僕の「はてなブログ」の経歴をお読みください。

それがなぜ判ったかと言うと、その時の本はもちろん手元にはないのですが、さすがに若い脳だからでしょうか、呪文は今でも空で言えるほどです。それが、Michael.W. Ford氏の著書「LUCIFERIAN MAGICK」の中にシッカリと記載してあったのです。本当にびっくりしました。この呪文とは何十年ぶりかの再会です。

それだけ強烈な効果を与える呪文だということです。

これだけ強力な効果を持つこの魔術方式を世界に広めれば、今までの人たちの精神構造に変革をもたらすことができると思ったのです。人類の霊性の進化を促進するのです。

いまの僕の計画は、当魔術団体HAKKIIを会員制にしてメルマガ配信システムで、このエキサイティングな魔術システムをできるだけ多くの人に伝えていこうと思っています。

HAKKI代表: KOZE