NECRONOMICON Aleister Crowley ネクロノミコン その１7 アレイスター・クローリー 生誕１００年記念版 [ NECRONOMICON 本編/MAD ARABの証言003 ] THE TESTIMONY OF THE MAD ARAB MAD ARABの証言003 私が隠れていた地面は何かしらの物質で濡れており、目撃しているシーンから少し下がっていた。私は湿気に触れ、その「何かしらの物質」が血であることに気が付いた。恐怖で私は叫び、自分の存在を司祭たちに知らせてしまった。 彼らは私に向かって振り返り、石を上げるのに使った短剣で胸を切ったという嫌悪感を目にした。私はそのとき、血がこれらの霊のまさに食物であることを知ったのだが、それが戦争の戦いの後の野原が不自然な光で輝いている理由なのだ。 ANUが私たち全員を保護するように！ 私の悲鳴は、彼らの儀式をカオスと無秩序に投げ込む効果があった。私は来た山道を走り回り、司祭たちが私の後ろを走り始めた。しかし、寒い夜に坂を乱暴に走ると、息が上がり、頭が熱くなり、岩と雷が裂けるような音が私の後ろから襲いかかって来て、走った地面を揺り動かした。恐怖によって急激に私は地面に倒れこんだ。 私は立ち上がった。そして、私は武装していなかったが、私に近寄ってきたどんな攻撃者とも闘う気概で向き合った。が驚いたことに、私が見たのは古代ホラーの司祭、禁じられたアートのネクロマンサーではなかった。しかし、もっと驚いたことは草や雑草の上に彼らの黒いローブが落ちたにもかかわらず、そのローブの中には生命や体の存在は見えなったことだ！ 私は最初のところまで慎重に歩き、長い小枝を拾い、雑草ととげのもつれからローブを持ち上げた。司祭のローブの中に残っていたのは、緑色の油のようなスライムのプールと、太陽の下で長く腐った体の匂いだけだった。そのような悪臭は私をほとんど圧倒したが、私は他の人を見つけ、同じ幸運も彼らに降りかかったかどうかを見るために決然として彼らを探した。 ほんの一瞬前に恐ろしく走り去った坂を上って歩いてみると、最初と同じ状態で、もう一人の暗い雰囲気の司祭に出会った。私は歩き続け、私が行くにつれてより多くのローブを通り過ぎたが、もはやそれらを覆すために冒険することはしなかった。そして、ついに司祭の命令で不自然に空中に浮かんだ灰色の石碑に出くわしたのだ。石碑は依然として地上にあり、彫刻はまだ超自然的な光で輝いていた。蛇、または私が蛇として扱っていたものは消えていた。しかし、今では寒くて黒い火の死んだ残り火の中には、輝く金属板があったのを私は発見した。私はそれを拾い上げたが、そこには石のように刻まれているマークがあった。しかし、非常にこみ入っていて、私が理解できなかったデザインであった。私は石と同じマークをつけていなかったが、なぜか文字をほとんど読み上げることができたと感じた。しかしそれは、まるで舌を知っていたが、それ以来ずっと忘れていたかのようでした。悪魔が頭蓋骨を叩いているように頭が痛くなり始めた。月明かりのシャフトが金属のお守りに当たったとき、私は、ある声が私の頭に入り、私が目撃したシーンの秘密を告げ、それが何であるかを知った。その言葉は一言で： KUTULU. クトゥルー. その瞬間、まるで私の耳に激しく囁かれたかのように私は理解した。 これらは灰色の石に刻まれた標識であり、外への門であった。また下の図形は、私が手に持ったお守りであるが、この日、私がこれらのお守りの言葉を書いている間、上記の３つの図形を私の首の周りに身に着けていた。
刻まれた3つのシンボルのうち、最初のものは星の向こうからの人種のサインであり、長老の使者である私に教えたスクライブの言い方でARRAと呼ばれている。最古の都市バビロンの言い方では、それはURであった。それは太古の長老の神との契約の印章であり、彼らがそれを見ると、それを我らに与えた人たちは、我らを忘れないであろうと彼らは誓った！ 空の精霊よ、覚えておくがいい！ 2つ目は長老のサインであり、適切な言葉と形で使用すると、長老の神の力を呼び出すことができる。これには名前があり、AGGAと呼ばれている。 3番目のサインは、ウォッチャーの印章である。バンダーと呼ばれている。ウォッチャーは、長老から送られた種族であり、適切な儀式と犠牲が行われれば、それは眠っている間も警戒を続ける。 これらのシールは、効果を発揮するために、石の上に彫り込まれ、地面に置かれなければならない。または、供え物の祭壇に安置する。または、呼び出しの岩に運ばれる。または、自分の神または女神の金属に刻まれ、首に掛けられるものだが、神聖なものを冒涜する視線からは隠されていた。3つのうち、ARRAとAGGAは別々に、つまりひとつで単独に使用できる。ただし、バンダーは決して単独で使用することはできないが、ウォッチャーは長老の神々（太古の神々）と私たちの種族と誓約した契約を思い出さなければならないため、他の一方または両方と一緒に使用する必要がある。さもなければ、太古の神々から助けがくるまで、それは汝に敵意を持って、汝の民の涙と汝の女性の嘆きによって汝の街を破壊するであろう。 ネクロノミコン その１７ [本編_MAD ARAB 002] 終 ネクロノミコン その１８ [本編_MAD ARAB 003]へ続く 魔術団体HAKII KOZE
コンテンツへスキップ
