00014 実技 召喚魔術成功の秘訣 5

00014 実技 召喚魔術成功の秘訣 5


魔術とは非常に宗教に近いです。「人の精神や心に影響を与えてその人を変えていく」という意味で同じです。ではどこがどう違うのか?というと、宗教は一般的に言われている光(陽)を扱っていて、魔術は闇(陰)を扱っています。仏教でいえば顕教(華厳宗・律宗・浄土宗・臨済宗・日蓮宗etc...)が陽です。密教とは、日本国内での宗派は少ないですけれども、弘法大師空海が開祖である「真言密教(真言宗)」と、最澄が始祖である「天台密教(天台宗)」です。

海外に目を向ければチベット密教、中国密教などがあります。

顕教を「教えの宗教」として捉え、密教を「力の宗教」として捉える観方もあります。

理想的には陰と陽を自身の中に配合よく取り込んでいくことだと思います。「過ぎたるは及ばざるが如し」で何事も陰もバランスが大切であって、陽もそれだけではバランスを崩します。中国の太極図はそれをよく表現しています。陽を白魔術とすれば陰は黒魔術ですが(黒魔術という呼称そのものがおかしいのではないかと思いますが、一般的な呼称として・・・)、陰陽あわせ持つということであれば、黒魔術も必要なのです。

なので、けっきょく、自分の願望がなぜ現実にならないのか?というと、偏っているからでしょう。多くの人は光に向かって進むと必ず道が開けてくるといいます。そして闇を忌み嫌います。

「ルシフェリアン魔術」や「ネクロノミコン」を読んでいると、様々な神(悪魔)の名前が登場しますが、その多くはシュメールや古代バビロニアの神々(悪魔たち)です。

シュメールは謎の古代民族と言われていて、ある日突然歴史に登場して、ある日突然歴史から跡形もなく消えてしまった民族です。

そしてシュメールで祀られていたENKIやENLILは、ニビル星から来たニビル星人であるとも言われています。興味のある方はゼカリア・シッチン氏の著書を読んでご存じと思いますが、これらの神々はニビル星人のアヌンナキと呼ばれるエイリアンで、地球に来て太古の地球にいた猿人のDNAと自分たちのDNAを掛け合わせて現在の人類を創造したという説です。

ということは、「ルシフェリアン魔術」や「ネクロノミコン」で呼んでいる悪魔たちはエイリアンであるということになります。

「魔術とは自分の深層意識に働きかけて、深層意識(超越意識と呼んでいる人もいます)に眠っているものを呼び起こし自分と周囲を動かしていく」という魔術の考えがあります。

これらの悪魔たちは、実際に物理的な身体を持っていたのか、それとも想念だけのものだったのかはわかりません。しかし仮に我々がエイリアンのDNAを基に創造されたものであるとなると、その子孫である我々は自分の深層意識にアヌンナキのDNAが存在しているので、召喚がなぜ可能なのかということの答えになると思います。

ちなみに古代世界では「悪魔」というものは存在しなかったという説もあります。古代では彼らは悪魔ではなく神だったのです。呼び方が違うだけで、どちらも変わりはないと思います。時代が変わって新しい宗教に人気が出てくると、旧い神は追いやられます。

例えば現代日本で幅広い信仰を持つ大黒天ですが、ヒンドゥーでは「マハーカーラ」という人を食う鬼神でした。

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見るからにすさまじい鬼の神ですね。
日本に渡来してから今のような、大国さん、大黒様と呼ばれる、温和な神様になりました。

同じくヒンドゥーから渡来したダキニ天もそうです。ヒンドゥーでは人間の遺体を喰らう夜叉神でした。
日本で改心して(というのでしょうか?)御狐様(お稲荷さん)になって、人間を助ける役目にかわりました。

このように実体はありません。

すべての人の深層意識には、これらの古代の神や昔の神が眠っているのではないでしょうか?しかしいま21世紀の世の中で古代の神をそのまま進行することは非現実的です。古代の神を「陰」として現代の社会常識等を「陽」とすると、両方を同時に進めていって初めて個人に力が涌いてきます。その両方を頃合いを見ながら交互に繰り返していくのです。

これは僕自身の経験から言うとものすごく効果があります。効果があるというのは自分自身の変化という意味でも、また周囲の状況の変化という意味でも著しいものが見られる、という意味です。普通の人は神様を拝んでお願いする人は神様だけですし、サタニストは悪魔だけを拝んで神をないがしろにするのでバランスが崩れているのです。


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