ルシフェリアン魔術入門025○儀式本編03

ルシフェリアン魔術入門025
儀式本編③
「ルシフェリアン魔術入門024」からの続き

INVOCATION TO AZ
The Great Demon Whore —
Mother of Witchcraft
AZを呼び出す
偉大な悪魔の娼婦 -
魔法の母

AZはアーリマンに与えられた武器として最初に登場した。アーリマンは霊的な世界への攻撃をしたと言われ、彼はしばらくの間Abyssに投げ込まれた。多くの悪魔はアーリマンを偉大な眠りから目覚めさせようとしたが、いずれもうまくいかなかった。

だが偉大な娼婦がアーリマンを目覚めさせるために来て、彼女は「祝福された男の尊厳を取り除く」と述べて彼を目覚めさせた。アーリマンは立って不自然な生活をしたが、徐々に輝きを増し、Abyssから再び帰還した。この「悪魔の娼婦」は、「暴力の武器」であるAZを指します。AZは悪魔の母、アーリマンの魔女・女王・花嫁です。彼女が後で取る肉体は、魔法、サキュビ、セクシャル・コングレスの実施形態であったヘブライ・デモン・クイーンズ・リリスのものです。AZは、すべての宗教の中で最も恐れられていることを表しています。女性は強くて狡猾な力です。 また、悪魔(アーリマン)の接触が月経を起こすとも書かれていますが、これはゾロアスターの人たちの間では非常に忌まわしい出来事です。
*Abyss=奈落の底、地獄

Azは仏教とも密接に結びついており、仏教の心の敵です。条件付きの存在の理由の原則は、「無知」を意味する言葉Avidyaであり、そのような主な表現は、「Thirst」である、trshnaです(無知より生じた渇望を軽減する)。 AZは時間の中に存続し続けたいという願望の中で生命の血を深く貪り、飲みます。彼女は隔離され、個人の意識であり、二重の黒炎の運び手です。彼女はアーリマン(闇の王子)とのみ通じることができる。
*Thirst 渇き
*Avidya : 無明(むみょう、avidya)とは、仏教用語で、無知のこと
*trshna : より軽くするという意味をもつアーユルヴェーダの療法と処置であるランガナ療法のうちの一つ

AZは、性欲と欲望と貪欲です - 彼女は性的欲求であり、興味深いことに十分に宗教的疑念であるVaranとも呼ばれます。 これは反抗的でルシフェリアンの心の象徴であり、それは自分自身を認識し、より高い権威を疑うものです。 Azは擬人化された形をとるこの力、リリス、および絆から身を自由にする女性の魔女です。Azは男性内のバランス力でもあり、アーリマンとAzが目覚めた時はAleister CrowleyのBeastとBabalon Conjoinedに匹敵する魔法のような公式です。

ヤトゥク・ディノイの霊的行為によって始められた人たちは左道の実践者です。すなわち、肉の罠を越えて肉体を通して、存続を分離し、強化し、促進することを目指しています。私たちは、アーリマンのように、人生を愛し、antinomian思考を通して自己啓発によってそれをより強くしようとします。円の女王としてAZに近づくとき、彼女も死者と一緒に住んでいることを知っているが、彼女はいつもそれらを貪り食うことはしない。AZはまた、ヒンズー教徒のカーリー(興味深いことに、リリスの17の名前の1つ)とヘカテ、死者のグレシアの女神と同じと考えられます。
*Antinomian=【形容詞】無律法主義の《キリスト教徒は神の愛と摂理によって道徳律から解放されているとする教義》

寺院:
1. ドラゴン、カーリー、リリス、ヘル、そして全ての暗闇に乗っているベイバロンのような、暗い魔術の死と真紅と女性のイメージに飾られる魔術・魔女術(Wicca)の女神、ルシファー派の魔術師や歴史のなかの他の神話などがあります。

2. 祭壇の前にはベイバロンの飾りがぶら下がっているので、祭壇そのものを紅の色と赤の色合いで飾らなければならない。この力は普遍的なデーモンの女神であることを覚えておいてください。彼女は、初心者が理解することが困難な多くの形をとっています。あなたやあなたの仲間の誰かがそれを実行するならば、この儀式をあなた自身にとどめてください。この儀式は性的嗜好、ジェンダーオリエンテーション、身分証明にかかわらず、ドラゴンの女神を魔女や魔法陣のいずれかで表現するように設計されています。Yatuk Dinoihの道の中にいる個々人は、女性的な側面と男性的な側面の両方を探求する準備ができていなければなりません。統一は対立を通って動くことによるものです。
3. あなたの選択したエリクサーで満たされた聖体。
Elixir = 仙丹、仙薬

4. 黒い柄のナイフあるいは召喚用の短剣

5. ライトレッドと黒のろうそく;Az-ベイバロンの両方の側面。


以上Michael. W. Ford著「Luciferian Magick」より。
「ルシフェリアン魔術入門026」儀式本編④へ続く
 

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