魔術基礎講座00004 実技 <光を!>

 

魔術基礎講座00004(実技) 光を

魔術基礎講座といっても、ルシフェリアン魔術の基礎です。00001~00003までは理論面での講座でしたが、今回は実技面での講座です。神に繋がる「無限界」はとても圧力が高く、光に満ち溢れています。その大きな圧力の光を我々人類に与えるのが、ルシファーの役目です(Light Bringer)。

「ルシフェリアン魔術とは?」の記事で、「ルシフェリアン魔術を始めるということは、自己の輝きを明確にすることに挑戦するということです。」と僕は書きました。ルシファーと光は密接な関係にあります。

今回の実技では、自分の心と宇宙とを結合協調させる方法を学びます。基礎講座00002と基礎講座00003で学んだように、脳下垂体を司令部として松果体を通して天(宇宙)から光のエネルギーを取り込みます。

まず、魔術はあなたを拡張するということを覚えておいてください。そしてあなたはそれを現実世界に適応させて役立たせるのです。あなたの中の問題を起こしている要素をピックアップしましょう。そしてその要素をを変更し、それらをあなたの人生の生産的な領域に新たに形作ります。そしてすべてを更新します。自分を制限しているものから開放するのです。

暗闇に飛び込んで開放作業を行います。そのときのために充分な「光」をあなたの中に取り込んでおくのです。

*注意1:以下の方法は「BWT (Brotherhood of the White Temple)」に伝わる技法であり、僕は少しも修正も加えていません。古代から伝わってきた秘伝というのはそういうものです。途中で何らかの変更をすることは許されないのです。よく「これは私がXXと◯◯をかけ合わせて独自に編み出した・云々・・」とおっしゃっている先生がいらっしゃいますが、以下のものは僕が勝手に創ったものではありません。

*注意2:ただし、僕が実践してみて、よりやりやすいと思う部分は僕が自分のコメントとして明記した上で書き足しています。僕のコメントは参考にしてください。


◆宇宙との結合協調

1)
① 意識を頭に持っていき、全力をあげて頭に集中し、眼と眼の間の中心(脳下垂体)に集中点を持っていく。
② 眼と眼の間の中心(脳下垂体)から後ろの松果体(松果腺)へと延びる孔のあいた管を心像化し(思い浮かべて)、その管をしっかりと固定したものと考える。
③ 眼と眼の間の中心(脳下垂体)から後ろの松果体(松果腺)へと意識を何回か前後させる。
④ 何回か意識の前後をおこなったら、この管を上の方へ持ち上げて、松果体(松果腺)から頭の頂上へと結ばせる。それからもとの下垂体(脳下垂体)と松果体(松果腺)のところへ戻す。

2)
① 眼と眼の間の中心(脳下垂体)のちょっと上のところに集中し、そこに光を心像化し(思い浮かべて)、その光を脳下垂体から松果体(松果腺)へとゆっくり持っていく。
② その光を松果体(松果腺)から頭頂部へゆっくり上げる。

3)
思念を松果体(松果腺)に集中し、光を心像化し(思い浮かべて)、それが頭いっぱいにひろがるまで、大きく大きくさせる。

◆宇宙との結合協調
おわり

*注意点(僕からのコメントです)

やはり、1)の③~④が難しい部分だと思います。というのも、松果体(松果腺)の位置が中々つかめないということがあると思います。

解決策

松果体(松果腺)の位置

位置に関してはインターネット等で調べると資料がたくさんあります。しかし問題は自分の頭の中で目に見えない部分なので、どこだろうかと迷ってしまうのです。

それは僕もそうでした。そこで、だいたい「頭の中心部」と大雑把に考えてください。それで充分です。正確性が欲しい人には「両耳を結んだ線と眉間から線を伸ばした場合の交点から、ちょっと上がったところ」とでもいえば大体のところはつかめると思います。

脳下垂体と松果体(松果腺)の意識の移動

最初に脳下垂体に意識をかけます。これはヨーガをやった方であれば「アジナー・チャクラ」という部分への集中の経験があると思いますので、それと同様のコツです。その後の、松果体(松果腺)の意識の移動ですが、息を吸うようにして上半身を若干反らせるようにすると、うまく移動できます。

体の変化
僕の場合、視覚が強くなりました。強くというのは通常の視界が良くなったということではなく、目を瞑ると暗闇の中にありありと実体が見えるようになりました。色々なものが見えます。人物が見えることもあります。人物が見えるときは、その人と話をすることもできます。そして意識をかけていなくても消えません。もっともどうしても消したい場合は目を開けるとかして強制的に消します。

おそらくこれはアストラル世界の住人を見ているのだと思います。順序から言って最初にアストラル世界を通りますから。この視力は悪魔の喚起儀式の場合に役立ちます。

僕は本来このような視力は弱く「視覚化」も苦手な課目で、シャマタ、ビバシャナの行はよくできなかったのです。それがまったく現実と同じような実体が見えるようになりました。

あくまで、このコメントは僕の場合に有効だった方法等の補助情報です。あなたなりの方法を体験から学び取ってください。

以上