ルシフェリアン魔術への取り組み

 

ルシフェリアン魔術への取り組み方

このサイトをご覧になった方はそれぞれの立場をお持ちですし、ルシフェリアン魔術への取り組み方は百人百様だと思います。プロの魔術師の方もいれば、あるいはまだ魔術の「マ」の字もわからない入門者の方もいらっしゃると思います。

*魔術のことがまったくわからないという方へ・・・・
おすすめサイト:

魔術は俗に「西洋魔術」とも言われていますので、どうしても西洋魔術のサイトが中心になってしまいますが。
魔術の学院 I∴O∴S http://akibba.no.coocan.jp
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これは日本の魔術結社です。主宰者は秋端勉さんという方で、日本魔術界の重鎮と言うかパイオニア的な方です。是非一度訪問してみてください。ルシフェリアン魔術についてはあまり言及されていないですが、基礎的な部分の習得には充分です。

そこで僕自身のルシフェリアン魔術への取り組み姿勢をお話します。

僕は『ルシファー』を悪魔としてとらえるのではなく、大きな力を持ったエネルギーとしてとらえています。従って僕は「ルシファー教」の信者ではありません。ルシファーという神の力を駆使することに興味があります。

また実際のはなし、ルシファーを使役すると言ってもルシファー神は相当強力なパワーを持っているため、魔術師が生半可な霊力、生半可な気力、生半可な体力では逆に負けてしまう。俗に言う「障碍(しょうげ=霊障のこと)を受ける」事になってしまうのです。僕は以前『毘那夜迦(びなやか)』という神様を駆使する修法をかなりやりました。毘那夜迦様もまたパワーが強いために、その効果は抜群なのですが、やはり障碍も受けやすいです。特に最初の頃は僕もよく倒れていました。

さてその霊力、体力、気力を培うためにはたゆまない錬磨が必要です。もちろん西洋魔術の鍛錬方法を中心にされても構わないと思います。しかし僕の場合は、中国道教(仙道)の鍛錬法を採用して今までやってきました。なぜかというと、中国道教の修行法は常に現実世界で検証を続けているため、机上の空論となるようなものは少ないためです。少ないと言ったのは、僕自身がまだ検証できていない高度な部分があるのですが、これは検証に時間がかかるため、未確認部分なのです。

魔術を成就させようと思ったら、いくつかの必須要件があります。

1 ) 食事と運動: 魔術師は肉体を持った人間であって、現実世界での武器はこの自由自在に動かすことができる肉体です。粗末なものを食べていればパワーは出ません。したがって古代中国には「薬膳」という考え方が生まれました。つまり昔の中国で考案されたのは、「食事の中に漢方薬入れちゃえ」というものです。これはわかりやすいです。体力と気力は食べ物と運動です。ただし運動と言っても、「気」の流れを意識で誘導しながら体を動かしていく中国の気功法、また幽玄な世界を背後に背負ってその不可視のものとともに舞う日本の「能」。自己の戦闘能力を極限まで追求した日本の武道。つまりスポーツクラブでやっているような、籠の中のモルモットのような運動ではなく、文化に則った運動である必要があります。筋肉だけを無駄につけても仕方がないのです。

2 ) モノの考え方(思考):西欧でもっとも優れていると思われるものはこの部分だと、僕は思います。古代ギリシャの哲学者、ターレス、プラトン、アリストテレス、ソクラテス、デモクリトス、エンペドクレス、デカルト、ピタゴラス・・・。これらの大先達たちはまだ生きているのです。これら古代の哲学者のあとに世界を一新させるようなビッグな思想家は出てきていませんから。

3 ) 霊力:霊力といってもピンとこないものです。だいいち目に見えないものでもあるし、いったいどうすれば霊力は高くなるのか?「霊的に進化する」という言葉はよく聞きますが、では具体的に言うと、何をどうすればいいのでしょうか?僕は、上記の「モノの考え方(思考)」をキチンと身につけていくことが霊的な進化につながるのではないかと考えています。

4 ) 特異能力:他の記事でそれぞれ説明いたします。魔術師には欠かせないものですしね。

さて魔術師の必須のこれらの要素をクリアするために、大切なものは、洋の東西両陣営でそれぞれ持っていると思います。近代魔術師たちがその部分の活用し切れていないのかもしれません。例えば中国で起きて日本でも有名な、いえ最近は世界的に有名な「易経」、日本の「禅」「合気道」、西欧古代ギリシャの7賢人たちの哲学、古代ユダヤのカバラ哲学。このような陰には隠れているが魔術を形作っているオカルト要素を身につけないと魔術師とは言えないのではないでしょうか?そこで僕は中国道教の仙道に可能性を感じて、長い間テスト&トライを繰り返してきたのです。

東西各々良いものを持っているので各自そのリソースに気がついて各々共有し合えばいいと思います。

僕は地球全体が魔術能力を高めていけるようにしたいのです。問題は、各自持っている最高のリソースに気がついていない人が多い、ということではないでしょうか。

このウェブサイトでも随所に東洋的(中国式)のものが、西洋の魔術との比較として、また実技として登場すると思います。詳細はその時に・・・・。


魔術団体HAKKII
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